鎌北湖~物見山(3)
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最終更新日:2018/09/05
トレッキング
物見山へのトレッキングは今まで、日和田山か北向地蔵経由だった。今回は初めて鎌北湖経由を選ぶ。鎌北湖~宿谷の滝からのアプローチは短いが尾根の急坂が多く、気象条件によってはかなりの難路のようだ。幸い、今日は天候に恵まれ、残雪も融けていて危ない思いはしなかった。
鎌北湖の無料駐車場に車を置き、駐車場に面した階段を登ると、四季彩の丘公園がある。これを通り抜けて宿谷の滝に向かう。20年ほど前にこの滝に行ったときは大きな祠の残骸があった。鉄砲水かなんかで壊れたそうだ。今回は残骸は全くなく小さな祠が建てられている。沢を少し入ると小滝があり、パワースポットとして有名だそうだ。標識にもパワースポットと書いてあった。宿谷の滝を過ぎると尾根筋の急登が始まり、3つほどのピークがある。一息つけるところだ。北アルプスでもこの程度の急登がもう少し連続するだけで、険しさはそれほど変わらないような気がする。高所に来たときの眺望の爽快感は全く異なるかもしれないが。
一旦林道を横断し、やせ尾根峠に出る。ここから物見山の頂上は10分ほど。頂上では単独行の男性と女性に会う。女性には宿谷の滝でも声をかけたが、目を合わすこともしてくれない。fujinが声をかけても。時折、鬱っぽい単独行の方に出会うのも里山の特徴かな。以前は、軽い会釈さえしてくれないハイカーに腹を立てたこともあるが、最近はあまり気にしなくなった。それぞれの思いを込めてトレッキングをしているのだと解釈している。他人がどうのこうのと考える必要はない。
頂上でミニラーメンとお汁粉の昼食後、北向地蔵に向かう。お地蔵さんをお参りしてから、権現堂経由で鎌北湖に下りる。林道の方は通行止めになっていた。下山路は途中雪の重みによる竹林の倒木が多く、くぐったり跨いだりしながら下りる箇所があったが、全体的に道の整備は行き届いていた。登山路の出口に鎌北湖レイクビューホステルがある。以前はユースホステル、現在は公共の宿で地域の方は補助があってずいぶん安く泊まれるそうだ。温泉水は三峰神の湯をタンクローリーで運んでくるらしい。
なんとか予定時間には戻って来られた。自動販売機でカフェオーレを買って鎌北湖を後にする。
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