嬬恋鹿沢キャンプ場
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最終更新日:2021/10/09
オートキャンプ
前々から行きたかった嬬恋鹿沢キャンプ場で台風が心配な中2泊3日を過ごす。キャンプ場の方に台風が来た場合の避難方法を聞いたところ、同じ敷地内の休暇村ホテルに避難するしかないとのこと。ここは山の谷間にあたるため、スマホの電波が届かない。試してみるとやはり届かないので気象ニュースが全く入らないことが分かった。台風が来るとっこの付近は孤立するのでひたすら耐えるしかないそうだ。
1日目は天気が良く、湯ノ丸高原を少し歩く。向かいにあるトラック競技場で車いすレースの練習をしている風景が見えた。パラリンピックに参加する選手か。今日のうちにここから近い池の平湿原に行っておけばよかったのだが、これは後の祭りとなった。
嬬恋鹿沢キャンプ場で使用したのは水道、炉、電源がある至れり尽くせりのサイトだった。しかも各サイトとも周りからの独立性が高い。難を言えば、2本の小川の流れる音が寝ていると少々うるさかった。何しろ、コロナ禍の最中で人声も静か。そんな中にやや急流の小川が忙しく流れている。もし台風がこちら方面に来たら、洪水になる心配もあったが、それは懸念に終わった。
夜には案の定雨が降り出す。テントの中でも10度近い寒さ。コットでもなかなか眠れない。しばらく振りの高原の夜の寒さを忘れていた。翌朝もしょぼい雨で気温が低い。強い雨になる前にと思い、池の平へ向かった。山道は霧が立ち込めている。行きかう車はほとんどない。池の平湿原の駐車場で降車する。湿原は乳白色のガスで覆われていた。ビジターセンターの方と少し話をして、やはり見学は中止にして引き返すことに。駐車場の料金は返してもらえた。
お昼は作る気がなくなり、ホテルのレストランとで食事をして、温泉につかる。帰りに傘はというと傘立ての自分の傘が無くなっていた。誰かに持っていかれてしまったらしい。少し気分が悪い。この夜、二人とも本格的に気分が悪くなってしまった。昨夜寒かったので、毛布をレンタルして、万全だったはずが、頭痛で7時ごろには寝込んでしまった。何ともかんともである。それでも朝になると、二人ともに気分が回復していた。軽い高山病だったのではないかと言い合った。1500m程度の標高で、だらしないね。
帰路は中軽井沢から白糸の滝を通り、旧軽井沢から、新軽井沢とドライブ。しかし、途中全く下車せずに帰ることになった。
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