*

仙元山(2)~青山城跡~物見山~仙元大日峠~玉川温泉

公開日: : 最終更新日:2020/12/14 トレッキング

  東武東上線小川町駅から仙元山へ。今日は仙元山を下りず、南側の山を縦走して、玉川温泉に立ち寄るコースだ。時間が足りなければ温泉を素通りする予定。仙元山では2組ほどの登山者と出会ったが、仙元山から玉川温泉までは人っ子一人見かけなかった。このコースはあまり人気がないようだ。青山城跡は堀切や廓の跡の案内表示があった。先日の虎ヶ岡城跡に続いての城跡だったが、浅学のため、あちこち調べようという気持ちはない。ごめんなさい。比企丘陵や小川、寄居にかけて、かつて武士集団がおり鎌倉街道を「いざ鎌倉へ」と駆けのぼった時代があったことを思いはせるぐらいだ。そう言えば、埼玉県には旧鎌倉街道の名残がいくつもある。城郭(と言っても只の山頂にしか見えない)を見学し、右手の道を下る。雑木林から急にスギ林になるところもある。ほとんど見晴らしのない尾根の樹林帯を進む。いくつか軽いピークはあっても急坂はない。大日山と仙元大日峠には庚申塚がいくつかある。仙元山の山頂近くに百庚申があったが、これらの庚申塚と関係があるのだろう。

  玉川温泉へ下りる道は仙元大日峠から急坂を降りて、V字に引き返すような道だった。うっかりすると、そのまま小倉城跡にまで行ってしまう。下り道は灌木に覆われた山道。大きな溝のような道には落ち葉が何cmもたまっている。クモの巣をポールで払いのけながらの下山で思ったよりも時間がかかってしまった。「山と高原地図」では下山路が明瞭には載っていない。ネットから「ときがわ低山ハイキングマップ」をDLして使うといい。玉川温泉はレトロの温泉、強アルカリ泉で有名らしく、大勢の入浴客が訪れていた。もちろん車で来ている方が大半である。800円の入場料。まあまあリーズナブルかな。下着やタオルなどが100円、200円で売っているので、ぶらっと入浴できるところだ。30分間でも入浴できたのは御の字。温泉から10分ほど真っすぐに歩き、バス停十王堂前から2:10発の武蔵嵐山行きのバスに乗る。20分ほどで武蔵嵐山駅に着く。

Route Map(小川駅→仙元山→青山城跡→大日山→物見山→仙元大日峠→玉川温泉→武蔵嵐山駅)

Route Map(小川駅→仙元山→青山城跡→大日山→物見山→仙元大日峠→玉川温泉→武蔵嵐山駅)


写真をクリックして拡大

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

関連記事

関八州見晴台(4) パノラマコース~八徳コース

 西吾野駅(10:09)からパノラマコースで関八州見晴台に登る。パノラマコースは途中に急坂があるので

記事を読む

大高取山(8)~越生自然休養村センター

 花粉症のピークを過ぎ、久々のトレッキングは大高取山。先月の立山黒部のダウン、軽アイゼン、サングラス

記事を読む

棒ノ嶺(棒ノ折山)

 今日は曇り空で周囲の山はすべてガスがかかっている。明日は雨の予報で今日行くしかなかった。名栗湖の畔

記事を読む

越生散策 大くすの木~あじさい街道

  昨日は越生をむやみに歩いたので、今日は「上谷の大くす」から「あじさい街道」に至る周回コースを歩く

記事を読む

国営武蔵丘陵森林公園(1) 

 武蔵丘陵森林公園には何度も訪れている。どの季節に行っても花や樹木のイベントがあって、目を楽しませて

記事を読む

越生散策 越辺川遊歩道

 今週は天気の良い日が続く。越生駅から黒岩に向かい、途中から越辺川遊歩道に入る。越辺川沿いにつくられ

記事を読む

松本そして白馬へ

 あずさ1号で松本へ。小5の孫との3人旅である。車内がやけに冷えている。朝早い列車だからか。車窓の景

記事を読む

大高取山(12)~ゆうパーク越生

 今週は天気がぐずつく。午後2:00から雨の予報だが、それまでに下山できるので越生の大高取山へ。東武

記事を読む

顔振峠(2)~黒山三滝

 西武秩父線吾野駅から顔振峠に向かう。前回通過した小学校前を通らず、299号をしばらく歩いてから顔振

記事を読む

高山不動尊~関八州見晴台

 抜けるような青空に恵まれ、西武秩父線西吾野駅から関八州見晴台へ向かう。天気も気候も良しで、平日でも

記事を読む

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
PAGE TOP ↑