松本そして白馬へ
あずさ1号で松本へ。小5の孫との3人旅である。車内がやけに冷えている。朝早い列車だからか。車窓の景色を楽しんでいるうちに、孫が突然不調を訴える。顔が真っ青だ。やはり冷房のせいで体が冷え切っていた。fujinが服を重ね着させたりして温めてやる。しばらくすると寝入ってしまった。松本に着く頃にはいつもの笑顔が戻っていた。一安心である。
松本は暑い。35°を超えている。バスで松本城に行く。春には桜見ツアーで松本城へ来たが、公園のみだったので、今回は松本城に登る。天守閣の昔の姿を止める階段は急で狭く、年寄りや子どもには骨が折れる。特に下りは段差を感じる。1月に階段落ちを経験したばかりなのでここは慎重に降りた。国宝松本城を謳うだけあって美しい城だ。特にお堀越しの櫓が絵になる。隣の市立博物館の展示物も見応えがあった。孫も興味津々で見ていた。
松本駅から大糸線で白馬へ。各駅の旅は車窓が楽しい。仁科三湖で過ごした学生時代を彷彿と思い出す。白馬駅からホテルまで花を楽しみながら歩く。しかし白馬も暑い。
翌日は、五竜高山植物園へ行く。白馬を巡るバスがホテルの前から発車するので至極便利だ。こちらは植物園と銘打つだけに、様々な高山植物が百花繚乱、名札が掲げられているので植物の名前を覚えるには打ってつけの場所だ。孫も一所懸命植物の写真を撮る。夏休みの自由研究にするそうだ。植物園の最後部まで行き、少し登ると地蔵の頭に出る。非常に見晴らしの良いところだ。快晴の空にハングライダーが飛ぶ。上空から俯瞰する植物園はさぞかし美しく雄大だろう。
翌々日、やはり無料バスで栂池高原へ。栂池自然園はもう5回目になる。いつ行っても四季折々の高山植物が目を楽しませてくれる。ニッコウキスゲの見頃はすでに終わり、いつも見られるコバイケイソウの群落が見当たらない。風穴やらを過ぎ登っていくと、コバイケイソウが一塊りになって咲いていた。年ごとに咲いたり咲かなかったり植生が変化するのかもしれない。雲行きが怪しい。念のためレインウェアを着る。案の定、激しく降り始めた。帰路を急ぐ。
最終日、白馬駅から松本まで各駅で行き、fujinは初めてと言うので開智学校を見学する。教育県-長野県を彷彿とさせる学校だ。孫も小学校ということで興味を持ったようだった。再び松本駅へと歩きはじめるが暑さが半端でないので、体調を崩されたら大変と途中でタクシーに乗って駅へ急いだ。
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