「山と高原地図」と「カシミール3D」を使ったルートマップ作製
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最終更新日:2018/09/04
トレッキング
登山には地図の携行が必須で、それも国土地理院の2万5千分の1の地図と学生時代に教えられた。地図も余白の部分を外に折り、地図面を汚れないように中側にしてつづら折りにする。お茶の水の地図専門店に出かけて、引き出しに入った地図を手に入れるだけで一苦労だった。「山と高原地図」は一般に5万分の1の縮尺で精度に欠けるところはあるが、コースタイムが書かれているので便利だ。ほとんど近郊の山行を主体としているので特に「奥武蔵・秩父」を愛用している。所持しているのが2008年版のため、そろそろ買い替えようと思っていたところ、この電子版が発行されているのを知り「山と高原地図」アプリをiPhoneにインストールした。アプリは無料だが、本体の地図は画面上で「地図の購入・ダウンロード」で選択し、App Storeで購入する。
「カシミール3D」は登山やトレッキングが趣味の人たちには広く知られた3次元の地図ソフト。作者の杉本智彦氏の「カシミール3Dパーフェクトマスター」(実業之日本社)の付録ソフトを利用した。Windows7用だがWindows10でも支障がなかった。
ルートマップは下方メニューから「ルート記録開始」をクリックすると、記録が始まり地図上にルートラインが引かれていく。ライン色をはじめ、記録時間も30秒や5分間隔などと選択できる。5分間隔ぐらいにするとiPhoneで半日記録できるようだ。記録したルートマップはメールに自動添付して送ることができる。「自分のルート記録」をクリックしてポップアップメニューから「メールで送信する」を選択。送られたメール(山と高原地図 ルート記録・・・)にはgpxファイルが添付されている。gpxファイルを保存して、図のようなアイコン一覧から目的のアイコンをクリックするとカシミールが起動し、ルートマップが表示される。
ルートマップのルート(赤い線)の一部をクリックすると、ルート上に黒点のトラックポイントが現れる。トラックポイントにマウスカーソルを置くと、そのポイントの時間と緯度経度が表示される。ルートポイントの時間と写真を撮った時間とを符合させるのに役立つ。
ルート地図の再利用(DIY GPSなどで)やブログ掲載用にルートマップを矩形に切り取る。カシミールのメニューバーから「編集」を、ポップアップメニューから「選択範囲を決める(R) 」を選択する。マウスカーソルでドラッグすると方形に赤い斜線がつく。つぎにカシミールのメニューバーから「ツール」を、ポップアップメニューから「マップカッター」続いて「切り出し」を選択する。
ウインドウが表示されるので、Fig13のように選択する。
- 出力形式:GARMIN/Google KMZ 形式 ファイル種類:PNG形式あるいはJPG形式 分割数:枚数で指定 横1枚 縦1枚 [OK]ボタンをクリック
指定したフォルダーにFig14のようなアイコンができるので、これをLhaplusのような解凍ソフトで解凍すると、jpgあるいはpngの地図画像とgoogle Earth用の地図ができる(Fig14)。
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