鐘撞堂山~円良田湖~羅漢山~少林寺~寄居駅
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最終更新日:2020/11/08
トレッキング
今回は源内氏と3人で久々振りの寄居の鐘撞堂山へ。東武東上線寄居駅を出発。まず寄居ヤオコーへ立ち寄ってお弁当を購入する。いつの間にか、ファミマやセブンアイができていたのでそちらで購入した方が時間の節約になったかも知れない。大正池で身支度した後、山道に入る。途中で竹炭小屋を通るとご主人がちょうど外に出ていた。この方、以前から知っていたのだが、3年前にテレビ番組の「ポツンと一軒家」に出演なさってびっくりしたことがあった。頂上まで全く家がないので、なるほどポツンと一軒家に違いない。「テレビを見ました」と言ったら、コーヒーを飲んでいかないかと声をかけてくれた。fujiが遠慮していると、源内氏がせっかく招待してくださっているのだからと、ポツンと一軒家に呼ばれることになった。丸太の椅子を用意してくれてテーブルを囲んでいると、あれよあれよという間に長い孟宗竹の青竹から、竹筒コップを切り出して、それにコーヒーを注いでくださる。20年前まで東京の出版社に勤めていたそうだ。それから寄居に引っ越し、竹炭を作るようになったという。竹筒コーヒーは砂糖も入れないのに、甘い味がする。竹汁が浸みてくるからだそうだ。殺菌作用もあり、洗う必要もない。とにかくおいしい。竹炭を見せてくださった。2本の竹炭をたたき合わせると備長炭のようにカーンという甲高い音がした。緻密に焼けているようだった。作成に10日ほどかかるそうだ。
Nさんにお暇をし、さらに山道に入っていく。今回は珍しく蛇に3度会う。今後金運が訪れることを期待したい。鐘撞堂山の山頂には既に数人ほどのハイカーが休んでいた。展望台は老朽化で危険なのか立ち入り禁止となっている。頂上にはなぜか、リンドウとサラシナショウマが一株ずつ咲いていた。誰かが植えたものなのか? 頂上から円良田湖へ下る。近道で湖尻に下ることもできるが、今回は湖頭へと下った。これが意外に時間がかかり、「かんぽの宿寄居」で温泉に入る予定がおジャンになってしまった。円良田湖の縁を歩くと道のりが長い。大勢の釣り客を見ながら、湖尻に到着。そこでお弁当を食べる。少し後戻りして、羅漢山の登山口に行く。階段状の登りが少しきついが、ほどなく頂上に着く。頂上は以前と様変わりしていた。要するに荒れているのだ。新型コロナの影響で草刈りボランティアさんが見つからなかったのか、ハイカーが少なく、草が生え放題だったのか。東屋でコーヒーを飲んだ後、五百羅漢を見ながら下り道をゆっくり歩く。下ったふもとは少林寺。トイレもある。ここから寄居駅まで1時間以上かかる舗装路のウォーキングとなる。登山靴で歩くのは辛い。
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