大高取山(5)
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最終更新日:2018/09/04
トレッキング
全国的寒波でも関東地方だけは晴れ間が続いている。東武越生線終点の越生駅からの出発。今回は残雪を期待して購入したばかりのチェーンスパイク(モンベル)を試すのも目的の一つだ。チェーンスパイクは軽アイゼンの仲間、取り付けが簡単で6本爪アイゼンよりも軽く、小さく丸められるので収納しやすい。ネットでは平地でしか役に立たないとかの悪口も書かれているが、実際に試さないとわからない。
登り始めは全くと言っていいくらい雪がない。中腹くらいから徐々に雪が見え始め、大高取山の西山高取あたりからしっかりと残雪があった。ただ、軽アイゼンを装着するほどではないので、トレッキングポールでバランスを取りながら登る。頂上付近になって地上一面が残雪に覆われていた。頂上は風が強く非常に寒く感じられた。ここで昼食を摂ったが、あまりに寒くてウェアをもしも用に持参したダウンウェアに着替える。しばらくして10名ほどの一行が頂上にやってきた。某アウトドアメーカーの講習だか研修のようだが全員ポールや軽アイゼンは使用していないようだった。
桂木観音までは頂上同様、日陰で雪が多いようなのでfujiはここで試したかったチェーンスパイクを履く。緩やかな起伏なのでもっと傾斜のきつい場所ではわからないが、ここでは非常に快適。やや固い残雪上をザクザク歩ける。走って進める感じ。fujinは栂池トレッキング以来の6本爪アイゼンを試してみる。桂木観音付近になると雪がミゾレ状で泥交じりになる。ここでチェーンスパイクを外す。fujinの6本爪アイゼンは枯葉が何枚も串刺し状態になって高下駄をはいている気分だったそうだ。枯葉と泥交じりの雪だと6本爪アイゼンは却って歩きにくいようだ。
桂木観音から東毛呂までゆずの里遊歩道を避け桂木川沿いのアスファルトの長い道路を辿る。登山靴で歩くにはくたびれる長い道だった。
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強い風が木々に吹き付ける
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