越生10名山指定記念ハイキング大会
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最終更新日:2022/12/22
トレッキング
11月20日(日)に開催された「越生10名山指定記念ハイキング大会」にFujinとH氏とで参加。ハイキングの町が町おこしのために新たに指定した越生10名山のうち顔振峠、関八州見晴台、飯盛山、野末張見晴台、龍ヶ谷のヤマザクラ山の5山がハイキング大会のコースだ。ただし私たちは、顔振峠を除いた4名山コースを歩いた。

越生10名山投票結果 https://ogose-kanko.jp/ogose-ten-meizan/ 越生町観光協会webサイトより
雨模様が危ぶまれる中、越生駅前は大勢の人々であふれていた。駅の案内所で、予約名簿の確認をし、今大会の目玉、10名山の記念パズルの木枠を受け取る。10ピースのうち、それぞれの頂上で合計4ピースを受け取ることになる。後の6ピースは残りの山を各自で登り、越生駅で申請すればもらえるそうだ。駅前からのバスはほぼ満員。臨時便のため黒山停留所までノンストップ。黒山で5名山コースと4名山コーストに分かれる。黒山から花立松峠までの登りが始まる。途中の日照水あたりでぽつぽつ雨が降ってきたので、レインウェアを着る。少し暑苦しいが、気温が低く結局最後まで脱ぐ必要がなかった。
仮設トイレが設置された花立松峠からいよいよ関八州見晴台の登りになる。ピークはおよそ二つ。抜きつ抜かれつの急坂できついが、みんなが励ましあって、じわじわと登っていく。何度登ってもここはつらい。関八州の頂上で、一つ目のピースをいただく。ベンチに座り、朝ごはん代わりのサンドウィッチを食べるが、大会要項に載っていた飲食店の出店は全くない。出店を当てにして、昼食の用意はしてこなかった。予定は未定にして決定にあらずか。雨模様を懸念して業者が躊躇したのかも。持参した非常食のチョコレートは何とノンカロリー。
関八州から飯盛山までのルートは舗装路と山道を代わる代わる歩く。山猫軒へのエスケープルートの看板からすぐに案内所があった。舗装路の登り口から飯盛山へは10分程度。頂上で2つ目のピースをいただく。次は野末張見晴台へ。見晴台の名の通り非常に眺めがよい。地元の小学生がボランティアでここの整備を手伝ったとの案内表示板があった。ここで3つ目のピース。
舗装路を下っていくと、右手に「龍ケ谷のヤマザクラ山」への案内があった。下ってくる2,3人の方が口々に結構大変ですよ、と言う。登りと下りが分かれる地点からは本当に勾配が急。関八州の登りよりもきつい。すでに長いルートで疲労がじわじわときている頃の身には応えた。大きなヤマザクラのある頂上で最後の4つ目のピースを受け取る。頂上で写真を撮っている若い女性の二人組に出会う。「すてき よ! 祝」と書かれたプラカードを持って写真を撮ってもらっている。友人の誕生日祝いで使ったプラカードだそうだ。ニコニコして見ていると、このプロカードを持って写真をどうぞ、と言われてしまう。戸惑いながらもご厚意に甘えて、3人で写真を撮ってもらう。ほかにも同じように写真を撮ってもらっていた。本当に愉快な女性達だ。こういう大勢の方が参加するハイキング大会ではいろいろな方との出会いが結構楽しい。
H氏は相変わらず元気だが、Fujinは膝や股にかなりのダメージを受けた様子。後続を次々に見送りながら、龍穏寺へ着く。太田道灌ゆかりの名刹だ。ここはトイレのポイント。さらに舗装路を龍ヶ谷沿いに下っていくと、様々な名前の付いた巨岩巡りができる。トレッキングシューズで舗装路は少しつらいものがあるが、昇仙峡のような眺めで写真を撮りながら存分に楽しむことができた。
上大満のバス停に到着。ここで雨が降り出す。ぎりぎりの天候。バスに乗る人もほっとしている。行きも帰りもバスの中では全員がマスクをしていた。帰りは駅までノンストップ運行ではないのだが、全く降車と乗車がなく、越生駅まで直通のように到着。越生駅では参加者の抽選会が開かれていた。H氏が突然、テレビを当てるぞ、と言う。周りの方の爆笑を誘っていた。意に反して、抽選の商品はほぼ同じもの。HIKING in OGOSEのロゴ入りのチューリップ帽とティッシュともう一品。という組み合わせだ。私のもう1品はペットボトルのお茶、H氏はパンジー鉢、Fujinのはソバ屋の割引券。思わぬプレゼントだった。
大会の運営に携わった方たち、多くのボランティアさん、越生町の皆さん、そして会話を交わしたハイカーの皆さん、ありがとうございました。

配布されたコースマップ

4名山のピース
- 黒山バス停方面
- ここで5名山コースト4名山コーストに分かれる
- 黒山三滝入り口
- 根っこ食堂の紅葉
- ここで身づくろい
- コースの入り口
- 黒山三滝の橋
- 花立松峠下からの眺望
- 真っ赤なマムシグサの実は目立つ
- 花立松峠手前の標識
- 関八州への最初のピーク
- これから関八州への最後のピーク
- 関八州見晴台頂上
- 飯盛山へ向かう
- 山猫軒へのエスケープルート
- サルノコシカケ
- 再び舗装路へ出た
- 飯盛山頂上
- 野末張見晴台
- 野末張見晴台からの眺望
- 野末張見晴台
- 野末張見晴台からの眺望
- 野末張見晴台を降りる
- 切り取られた場所に広葉樹の森が
- 龍ヶ谷の鏡岩への入り口。断層が擦れて境面が鏡のようになっているらしい。往復20分ほどかかるので行かなかった。
- 龍ヶ谷のヤマザクラの案内板
- 龍ヶ谷のヤマザクラ
- 龍ヶ谷のヤマザクラの幹
- 頂上で写真を撮ってもらう
- 熊穴
- 熊穴のマンガン坑
- 恋人岩(男岩と女岩)
- 恋人岩標識
- 滝不動
- 滝不動案内板
- 龍頭の滝
- 龍頭の滝の案内板
- 龍頭の滝
- 龍窟
- 龍窟案内板
- 獅子岩と巨石街道の案内板
- 龍穏寺山門
- 龍穏寺のイロハモミジ
- 龍穏寺観音像
- 龍穏寺近くの紅葉
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