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高山不動尊~関八州見晴台

公開日: : 最終更新日:2018/09/05 トレッキング

 抜けるような青空に恵まれ、西武秩父線西吾野駅から関八州見晴台へ向かう。天気も気候も良しで、平日でもハイカーが多い。萩の平コースの入口で女性ハイカーに「関八州見晴台に行かれるのですか。こちらは正規ルートですか」と声をかけられた。入口がどこか迷ったそうだ。「正規ルートがどれか知りませんが、不動三滝ならもう少し先の登山口からでも行けます」と返事。ご主人らしき方がどんどん先に行くので不安になったようだ。萩の平コースは萩の平入り口から入ってすぐ左に行くのが正しいルートだが、実は私たちも道標を見逃して真っすぐ行ってしまい、林道に出たのでおかしいと思い戻ってくることになった。見ればGPSも外れたルートになっていた。高山不動までは脇道が多くて分かりづらいところがある。しかし、登山道はよく整備されていて歩きやすい。萩ノ平茶屋跡で休憩。パノラマコースとの合流点の石地蔵を過ぎ、快適な道を歩くと高山不動尊に出た。ここにはトイレも自販機もある。登山の安全を祈願して、不動尊の裏手の方から関八州見晴台に向かう。ここからの道もいくつもあるようだ。別れたようでまた出あう方もいる。林道に出たところに不動茶屋がある。落書きだらけと聞いていたがその通りだった。でもここからの眺めは素晴らしい。さらに少し登るとまた道路に出る。ほんの少し歩いて道路を横断すると関八州の入口だ。灌木の急な坂道を上がると公園のような関八州見晴台に到着。すでに十数人のハイカーがお昼を広げたり、昼寝をしたり、指さしながら山々の名を言ったりと思い思い頂上を楽しんでいた。こちらもシートを広げてお昼に。あたたかいココアがおいしい。空は真っ青な快晴で眺望がきくが、下界には茶色っぽいベール状の雲が広がっているのが惜しい。富士山を遠景に、先週登った伊豆ヶ岳や尖がった武甲山がくっきり見える。fuji「武甲山に11月に登ろうね」。fujin「ええっ、無理かも」。

 もっとのんびりと長くいたい頂上だが、時間に迫られているので下山。石地蔵まで来た道を引き返し、パノラマコースで西吾野駅へ。このコースは萩ノ平コースに比べ、急坂が多い。それにガイドブックには「パノラマコースはパノラマと名の付くように非常に眺望が良いところが数か所ある」と。ところが今回歩いてみると景色の見える場所はかなり下った1カ所のみだった。途中の道がブッシュで荒れているところもある。今回誰もこのコースで下ってこなかった。急坂が多いし「パノラマ」のことが知られて、不人気になったのかな。出口は「吾笑楽」というところ。途中の道標にも「西吾野(吾笑楽)」と書いてあった。面白い地名だ。何か謂れがあるのか。道路を登り返し西吾野駅14:51の臨時列車飯能行きに乗る。

Route Map(西吾野駅→[萩ノ平コース]→高山不動尊→関八州見晴台→[パノラマコース]→西吾野駅)

Route Map(西吾野駅→萩ノ平コース→高山不動尊→関八州見晴台→パノラマコース→西吾野駅)


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