満願ビレッジ(テント泊)
満願ビレッジはそのほとんどがロッジ形式のオートキャンプサイトだが、持ち込みのテントサイトが3つだけある。その一つに今回初めて泊まることができた。
テントサイトは最上段にあり、谷と山の間の斜面にサイトとアスファルトの道が並行して整地されている。山側には動物柵が施されている。3つのサイトが段々になっているので下側から上側は見えない。サイトの敷地が足らない部分が見晴らしの良い木製デッキになっている。これほど使い勝手の良いデッキは他のキャンプサイトでは見当たらない。地面は砂混じりの土で、久し振りに鍛造ペグを打ち込んだ。ハンマーで打ち込むとカーンカーンと響いて気持ちがよい。
テントサイト
オオスズメバチ
テントを設営している最中に、オオスズメバチがまつわりついてきた。4㎝ほどの大きなスズメバチで1分ほどfujinの周りをブンブン羽音をたてて威嚇しながらぐるぐる回っていた。その間、帽子を深く被って、じっとしているしかないので我慢に我慢を重ねていたそうだ。さらに、fujiの方にもやってきたが、2周ほど回ってから飛び去った。その後、1時間ほど経って、またオオスズメバチがやってきたが空中を2、3周ほど回って飛び去った。それきり、来なくなってほっとする。近くに巣があれば、それこそ大挙してやってきて、大変なことになっていたかもしれないが、恐らく巣作りの偵察だったのだろう。
長瀞舟下り
fujinが初めてだというので、石畳から20分ほどの舟下りをする。平日でも舟は満席だった。7月のブラタモリで秩父・長瀞編が放送されたので人気が出たのかもしれない。船の前の方に乗ったおかげで顔に水しぶきを浴びる羽目になった。船のへりにあるビニールを被っていても上からしぶきが飛んでくるので防ぎようがない。帰りは石畳までバスで送ってもらえる。
長瀞のかき氷
長瀞の名物の一つに天然氷がある。老舗の阿左美冷蔵 が経営している金崎店と宝登山店が人気だが、今回は宝登山店の近くにある「喫茶やました」のかき氷を食べた。氷自体は阿左美冷蔵のものを使っている。店内は若い大学生で賑やかだった。注文したのは定番の宇治金時(税込み918円)。氷はたっぷりとあり、抹茶も最後まで味が濃い。小豆は上方と中の2段になって入っている。とにかく評判通り美味しかった。
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